他の毛染めとの違い

当店のヘナ染め商品は、ヘナを含め全て植物成分です。
つまり「植物そのもの」ということですので、
他の毛染め剤と違い、植物の効能を利用して着色する仕組みです。
ここでは、ヘナ染めの代表的な特徴をご紹介いたしますので、
初めての方、あまり知らない方は特徴を知っておくだけでも、
使い方、選び方がより分かりやすくなります。

ヘナ染め一時染毛なので、
色持ち・色落ちがあります。

植物のヘナは、中に含まれるローソニアという成分が
タンパク質(ケラチン)に強く定着する特徴があります。
髪は主にタンパク質でできているので、
髪染めとしても利用できるということになります。
ただ、あくまで定着するだけですので、
時間が経つにつれて定着が弱まり、落ちていってしまいます。
髪だけではなく、肌や爪に塗るヘナタトゥーなどで
塗った色が落ちていくのも同じです。

ヘナ染めは持続性が限定されてしまいますが、
その分、髪や頭皮へのダメージもなく使用できるのが大きな特徴です。

ヘナ染めは持続性が限定されてしまいますが、
その分、髪や頭皮へのダメージもなく使用できるのが大きな特徴です。
対して、化学成分による毛染めは、髪の中に浸透させて
変色させる仕組みなので、色落ちという仕組みがありませんが、
髪や頭皮へのダメージが大きくなってしまいます。

ヘナの葉

ヘナの花

ヘナ特有のトリーメント効果

ヘナ染めが他の植物系の毛染めとは違うところが、 髪への修復効果(トリートメント)があるところです。 『ヘナは髪に良い』と言われる理由です。
また、インドでは皮膚に対する薬草としても使用されていることから、 頭皮のトラブル(フケやかゆみなど)にも効果があると言われております。
着色効果(染まり具合)も含め、これらのトリートメント効果が 最も高いランクがAランクです。(葉の状態) 『ナチュラリストヘナ』は、そこからさらにヘナの効果を最大限に生かすために不純物が入らないように徹底し、 洗練された『AAAランク』を使用しております。 これが何よりの大きな特徴でもあります。

明るい色を暗く染めるのが得意

ヘナ染めは黒や暗い色を明るく染めるための脱色効果がありません。
ヘナ染めの説明で、よく「白髪にしか染まらない」という表現を見かけますが、 別の表現では、ヘナ染めで出来る染め色は、明るい色を暗く染めることです。 1番明るい色は『白』なので、白より暗い色なら好きな色に染められます。
ヘナ染めが一般的に白髪染めとして利用されているのは、 このような特徴があるからとなります。

もう1つ、「黒髪には染まらない」という表現もあります。
これは、暗い髪色に染めても明るくならないので、「染まらない」という 表現となりますが、厳密に言うと『着色はしますが、変化はありません。』

白い画用紙には、そのままの色が塗れる。
明るい茶系の画用紙には、色が上塗りできる。
黒い画用紙には、色を塗っても変化が無い。

「末安店長のブログ」ではヘナについての疑問や質問など、より詳しく具体的にご説明させていただいております。是非、合わせてご覧ください。



成分紹介